建設業許可業者が工事入札できるまでの過程
こんにちは。
経営事項審査光速申請請負人の長島です。
11月に入り、すっかり緊急事態宣言が明けましたね。
お酒を飲む機会も増えてきまして、嬉しい限りです。
また、新規感染者数も激減し、ちょっとホッとしますね。
でもこれからは冬本番。
身体に気を付けて、業務に励みましょう!
さて、タイトルの件ですが、「公共工事に参入や!」と決心し、すぐに受注できるかと言いますと、そう簡単にはいきません。
建設業許可業者が公共工事を取れる体制を確立するには、非常に時間がかかります。
今回は、フローチャートを載せますので、ご参考ください。
スムーズな段取りでも、だいたい6か月程度はかかるかと思います。
●入札参加資格申請の前に済ませておかなければならない手続き
・決算変更届の提出
・経営状況分析申請
・経営事項審査申請
これらは、大阪府に申請することになりますが、この段取りが結構大変です。
決算変更届は、税抜き処理にすること、経営事項審査スタイルの工事経歴書で作成することが求められます。
これらをきちんとこなし、大阪府に審査手続き予約を入れて、受付が入ったら、通常22日で結果通知書が出ます。
ここまでで、スムーズに進んでだいたい3~4か月程度かかります。
●入札参加のために必要な事前手続き
・電子証明書の取得
近年、ペーパーレス社会を進めるわが国は、電子申請を基本とする自治体が増えております。そこで、お使いのパソコンに、電子証明書を取り込む必要があります。
電子証明には、パソコンにインストールするもの、カードのものがあり、どちらでもOKです。
これは、申請から受領まで2週間程度かかります。
また、電子証明書登録通知書の受け取りは、郵便局で本人が受け取らないといけないため、時間がかかります。
●入札参加資格申請手続
経営事項審査結果通知書は手元にある、電子証明書もOK。
ようやく入札参加資格申請に入ります。
自治体によってまちまちですが、大阪府は、3年に一度の定期申請だけでなく、随時申請を受け付けております。
おおむね指定日までに資料を提出して、締め切り日の翌月1日に資格を得られます。
視覚を得られた証として、業者番号を割り当てられますので、御社の入札時には、この番号を使用することになります。
ここで、早くて20日程度かかります。
よって、建設業許可業者さんが入札参加できる体制を構築するためには、早くて6か月程度はかかるものと思っておいてください。
面倒な大阪府の経営事項審査申請は、経営事項審査光速申請請負人の長島にお任せ下さい。
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